【観測ログVol.44】BTC $61,351・2月安値まで残り$1,200・Fear&Greed 11「サイクル最深の恐怖」|$60,000が最後の砦【2026年6月5日】

2026年6月5日(金)、本日の観測ログです。

昨日(6月4日)、BTCは$61,351まで下落し、2月6日の安値$60,126まであと$1,200という水準まで迫りました。3日間の連続下落で約$1.8Bの強制決済が発生し、272,000人のトレーダーが清算されました。今日もFear&Greed指数11という「このサイクル最深部の恐怖」の中で週末を迎えようとしています。正直に、今何が起きているかを整理します。

⚠️ 本日のハイライト
BTC $61,351まで下落(6/4)・2月安値$60,126まで$1,200・Fear&Greed 11(サイクル最深の恐怖)・3日間で$1.8B清算・272,000人強制決済・ATH $126,200から▼51%・$60,000の心理的節目が最後の砦・CLARITY Actの前進は変わらず

📊 まず全体の基準:ビットコイン(BTC)

ビットコイン BTC
↓ $61,351・2月安値まで$1,200・$60,000が最後の砦
約$61,300〜$63,400水準
参考:2026年6月5日時点 / TradingKey $61,351(6/4 安値)/ Changelly $63,406 / Fear&Greed 11(極度の恐怖)

3日間の売りが連鎖し、BTCは$61,000台前半まで下落しました。crypto.newsが詳細に分析したように、「このクラッシュはトリガーではなく市場の構造が原因だった」という点が重要です。6月2日時点でBTCの先物オープンインタレスト・レバレッジ比率は2.63%と、2025年10月のクラッシュ直前以来最高水準まで積み上がっていました。その状態でStrategyの小規模売却というニュースが引き金を引いた形です。

ATH $126,200からは▼51%、Strategy社の平均取得単価$67,458を初めて下回りました。ただしTradingKeyの分析では「$60,000〜$64,000が重要なサポートゾーン。この水準を保てれば買い手が戻る可能性がある」と指摘しており、$60,000という心理的節目がサイクル底$60,126と一致することから、今が最後の砦という認識です。

👁 観測メモ
$60,000を日足終値で割り込むかどうかが今週末の最重要確認。割り込んだ場合は$55,000〜$57,000という次のサポートが意識されます。逆に$60,000を守れれば「2月安値をダブルボトムとして確認」という反発シナリオが生まれます。
📌「クラッシュはトリガーが原因ではない」という重要な分析
crypto.newsが今回のクラッシュについて重要な分析を行いました。

  • 6月2日時点で先物レバレッジ比率が2.63%(2025年10月クラッシュ直前以来最高)
  • 市場は「クラッシュが起きやすい構造」だった。Strategy売却はその引き金にすぎない
  • 逆に言えば、レバレッジが大幅に解消された今は「構造的なリスク」が減っている
  • $1.8Bの強制決済が発生したことで、市場の過剰なレバレッジはほぼ一掃された
「下げた理由」と「次に上がる理由」は同じコインの表と裏です。レバレッジが解消された後は、新しいポジティブ材料(CLARITY Act)が働きやすい環境になります。

📰 本日の重要ニュース

最重要
3日間で$1.8B清算・272,000人強制決済・ATHから51%下落
6月2〜4日の3日間でBTCは$71,765から$61,351まで約14.5%下落し、$1.8Bの清算と272,000人の強制決済が発生しました。CTNの分析では「市場の総時価総額が$2.18兆まで低下し、2026年2月の安値に接近。ATHの$4.2兆から約$2兆が消えた」と指摘しています。ただしCCNは「$60,000〜$64,000ゾーンで買い手が戻れば反発の可能性がある」と指摘しています。
構造
Strategy平均取得単価$67,458を初めて下回る・長期保有者は売っていない
BTCが$61,000台まで下落したことで、Strategy社の平均取得単価$67,458を初めて下回りました。ただしTradingKeyが指摘するように「5月20日以降のスポットETF流出は10日連続で合計4万BTC・約$30B相当」という一方で、「クジラ(10〜10,000BTC保有者)は先週だけで25,000BTCを売却したが、長期保有者(155日以上非移動)は依然として保有を継続している」という構造は変わっていません。
規制
CLARITY Act、上院カレンダー追加後の交渉は継続中
価格の激しい下落とは別に、CLARITY Actの上院レジスラティブカレンダー追加という規制面での前進は変わっていません。Galaxy Digitalの$1,000万ドル予測市場取引(成立賭け)・Coinbaseの「非常に近い」発言という機関的な確信も維持されています。ただし価格の急落が「CLARITY Actへの期待を市場が完全に織り込んでいない証拠」という見方もあり、成立時の上昇余地は逆に大きくなったとも言えます。
注目
Broadcom株急落がNasdaq反落を引き起こし仮想通貨に波及
TradingKeyの分析によると、6月3日にBroadcom(AVGO)株が急落し「AI投資が買われすぎ圏に入ったのでは」という懸念がNasdaqに波及しました。これが「AI株→仮想通貨」という連動売りとして機能し、BTCの下落を加速させた側面があります。Nasdaqは6月3日終値で▼0.09%とほぼ変わらずでしたが、仮想通貨市場は増幅されたレバレッジ解消の影響を受けました。

🤖 主要AIコイン 3銘柄の現状

Fetch.AI(ASI Alliance) FET
↓ $0.15〜$0.18水準・BTCクラッシュに連れ安
約$0.15〜$0.18水準
参考:2026年6月5日時点 / BTCの急落に連動して急落

BTCの$61,000台への急落に連れてFETも大きく下落しています。5月22日の急騰(+14.86%)で積み上がったポジションのロスカットが連鎖した可能性があります。ただしFETの長期的な根拠(AIエージェント基盤・CLARITY Act法的保護・Binance供給量急減)は変わっていません。$0.15〜$0.16という水準は、5月の急騰前の水準に戻った形です。

👁 観測メモ
$0.14〜$0.16が今週末の最重要サポートゾーン。BTCが$60,000を守れれば、FETにも反発が期待できます。CLARITY Actという長期材料が変わっていない以上、今の水準は「5月の急騰前に戻った」という整理が適切です。
Render Network RENDER
↓ $1.50〜$1.65水準・クラッシュに連れ安
約$1.50〜$1.65水準
参考:2026年6月5日時点

BTCのクラッシュに連動して大きく下落しました。ただしGrayscale AIファンドへの22%組み入れという構造的サポートは変わっていません。$1.50〜$1.60という水準は4月初旬の水準への回帰です。レバレッジが解消された後の市場では、実需銘柄としての底堅さが再び発揮されやすい環境になります。

👁 観測メモ
$1.50を週足で守れるかどうかを来週月曜日に確認。BTCの$60,000サポート維持と連動して観測します。
Bittensor TAO
↓ $170〜$190水準・ETF申請2ヶ月前でも急落
約$170〜$190水準
参考:2026年6月5日時点 / ETF申請SEC決定(8月)まで約2ヶ月

$200の心理的節目を割り込み$170〜$190水準まで下落しました。ただしGrayscale ETF申請(8月SEC決定)という長期材料は変わっていません。過去のBTC ETF申請局面でも、申請直前〜直後に大きな価格変動があった後に長期的な上昇が起きたというパターンがあります。高ボラティリティ銘柄の性質通りの大きな下落ですが、長期の根拠は損なわれていません。

👁 観測メモ
$170のサポートを守れるかが今週末の確認ポイント。ETF申請という長期材料は8月まで有効。高ボラ銘柄はこういう局面では特にポジション管理が最重要です。
⚠️ 今回のクラッシュとAIコインへの影響
BTCの急落はAIコイン3銘柄すべてに大きな下落をもたらしました。ただし以下の点は変わっていません。

  • FET:AIエージェント基盤という実需・CLARITY Act法的保護という長期材料
  • RENDER:Grayscale組み入れ・分散型GPU実需・クジラの継続的蓄積
  • TAO:ETF申請2ヶ月前・半減期完了・Q1実収益$43M
  • 共通:CLARITY Act成立という次のトリガーは変わっていない
「クラッシュはレバレッジ解消のプロセス」。終わった後は構造的な材料が前面に出やすくなります。

📋 今日の観測スタンス

📌 あきらの今日の判断
$60,000の心理的節目が視野に入るという、このブログを始めてから最も重い局面を迎えています。正直に言います。今は「動く」タイミングではありません。

理由は2つ。①レバレッジ解消のプロセスがまだ終わっていない可能性がある。②$60,000サポートが守られるかどうかを確認してから判断する必要がある。

インデックス積立は今日も予定通り実行。AIコイン枠は「CLARITY Act 60票確証」という条件が変わっていない以上、今は追加ではなく観測に徹します。

🪞 正直な観測者より(2026年6月5日)

あきらの観測日記

$61,351。ここまで来ました。2月の安値$60,126まであと$1,200。正直、言葉が出ない水準です。このブログを始めたVol.22のとき、BTCは$80,000台でした。それが今や$61,000台。約3週間で$19,000下落しました。

でも今日、crypto.newsのクラッシュ分析を読んで少し冷静になれました。「クラッシュはトリガーが原因ではなく、過剰なレバレッジという構造が原因だった」という指摘です。Strategyの売却は引き金にすぎず、本当の問題は積み上がったレバレッジでした。そのレバレッジが$1.8Bの清算という形で一気に解消されたということは、「構造的なリスクが大幅に減った」ということでもあります。

CLARITY Actは上院カレンダーに入っています。$60,000という節目を守れるかどうかを今週末に確認します。守れれば、ここが「今サイクルのダブルボトム」として歴史に刻まれるかもしれない。焦らず、今週末をじっくり観測します。

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次回予告 — Vol.45
$60,000サポート維持の確認・ダブルボトム形成か・CLARITY Act交渉の進展
2月安値$60,126と今回の安値が「ダブルボトム」を形成するかどうか。週末の動きと来週のCLARITY Act交渉を正直に報告します。
【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を勧誘するものではありません。記載の価格・データは執筆時点のものであり、現在の価格とは異なる場合があります。暗号資産への投資にはリスクが伴い、元本は保証されません。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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