2026年5月25日(月)、本日の観測ログです。
本日は米国のメモリアルデーで、NYSE・CME・債券市場は休場です。株式・先物市場が閉まっている分、仮想通貨市場のみ24時間動いています。BTCはここ数日の$75,000台から$76,857まで回復し、$77,000台への再挑戦を試みています。大きな材料は、トランプ大統領が米イラン核合意交渉について楽観的なシグナルを出し、原油価格がBrent $103から$98台へ急落したこと。「インフレ懸念が和らぐかもしれない」という期待でリスク資産全体に追い風が吹き始めています。
📊 まず全体の基準:ビットコイン(BTC)
$75,000台で踏ん張り続けてきたBTCが、今日は+3.04%と力強く反発しています。最大の材料はトランプ大統領が米イラン核合意交渉について「進展がある」とシグナルを出したこと。ホルムズ海峡の緊張緩和への期待から原油がBrent $103→$98台へ急落し、「インフレが鈍化するかも」という期待がリスク資産全体を押し上げています。
米国市場が休場の今日、仮想通貨市場は独自の動きを見せており、BTCは$77,000台の回復を射程に入れてきました。CoinCodexの今週予測$77,463〜$82,580という上限に向けて動き出しているかどうかを確認します。
- 原油高→エネルギーコスト上昇→インフレが続く→FRBが利下げできない→リスク資産に重し
- 原油安→エネルギーコスト低下→インフレが鈍化→FRBが利下げしやすくなる→リスク資産に追い風
- 今回:米イラン交渉の進展期待→ホルムズ海峡の緊張緩和→原油供給増加の期待→原油$103→$98へ急落
- この流れがBTC+3%という今日の動きに繋がっています
📰 今週に向けた重要ニュース
トランプ大統領が米イラン核合意交渉について楽観的な発言を行い、ホルムズ海峡封鎖リスクへの懸念が後退しました。Brent原油は先週末の$103から$98.87へ約4.87%下落。5月初旬には$110を超えていた原油がここまで下落したことで、インフレ再燃の最大要因のひとつが和らぐ可能性が出てきました。ただし交渉は依然として流動的で、合意が確定したわけではありません。
メモリアルデー明けの明日(5月26日)から上院の通常業務が再開し、CLARITY Act本会議採決に向けた民主党との倫理条項交渉が本格化します。JPモルガンが「mid-2026成立で下半期の触媒に」と分析する中、今週の交渉動向が6月採決というスケジュールを左右します。Polymarketの2026年成立確率は72%を維持しています。
今週はFRBが最重視する物価指標「PCEデフレーター」の発表が予定されています。インフレ鈍化が確認されれば利下げ期待が復活しBTCに追い風、高止まりなら利上げ懸念が再燃します。またウォーシュ新FRB議長の就任後初の公式発言も予定されており、そのトーン次第で市場の方向感が変わります。今日の原油下落と合わせて「インフレ鈍化の流れ」が始まるかどうかを確認する重要な週です。
米商務省が量子コンピューティングインフラに$20億超を投資すると発表しました。IBM・GlobalFoundriesなど9社が参加し、政府が少数株式を取得する条件です。量子コンピューティングの発展は長期的に現行の暗号技術(RSA・楕円曲線暗号)への脅威となる可能性があり、「量子耐性」を持つブロックチェーン開発が加速するという文脈で仮想通貨業界も注目しています。
🤖 主要AIコイン 3銘柄の現状
一昨日(5/22)の+14.86%急騰後、昨日・今日と$0.20以上を維持しています。「本物のブレイクかダマシか」という観測室の問いに対して、今日の時点では「$0.20を維持できている」という答えが出ています。取引量も$88.05Mと高水準を維持しており、買い圧力が継続しています。次の上値抵抗は$0.24〜$0.27。CLARITY Act倫理条項交渉という次の材料が来週から動き出すタイミングと重なっており、注目度が高まっています。
原油下落によるインフレ懸念後退はRENDERにとっても追い風です。エネルギーコスト低下は分散型GPU計算の採算性を高め、クラウド大手との価格競争力をより有利にします。Render Networkは処理済みジョブ2,500万件超・貢献GPU30万台超という実需を持っており、今日の相場環境の改善とともに$1.95の水平抵抗突破を試みる動きが出るかどうかを注目しています。
BTCの+3%反発に連れてTAOも回復基調を示しています。半減期完了6ヶ月・Grayscale ETF申請(8月SEC決定)・Q1実収益4,300万ドルという長期的な根拠は変わらず。原油下落によるインフレ懸念後退が利下げ期待につながれば、高成長セクターであるAIコインへの資金流入が加速するという構造的な追い風が期待できます。
- FET:$0.20を3日連続維持・「本物のブレイク」に近づいている・観測ステータス「注目」へ引き上げ
- RENDER:原油下落で実需銘柄としての追い風・$1.95突破があるか注目
- TAO:BTC反発に連れ$230〜$245へ回復・ETF申請まで3ヶ月
- 共通:明日からのCLARITY Act交渉・PCEデフレーター・ウォーシュ発言が今週の三大材料
📋 今日の観測スタンス
インデックス積立は今日も予定通り実行。FETの$0.20維持という観測から、AIコイン枠は「ウォッチ」から「注目」にステータスを引き上げます。ただし行動は来週の倫理条項交渉進捗・PCEデフレーターの結果を確認してからです。
🪞 正直な観測者より(2026年5月25日)
今日のBTC+3%、正直「やっと」という気持ちです。原油下落というマクロの逆風が少し和らいだだけで、これだけ動く。裏を返せば、ここ数週間の重さはほぼインフレと原油という「一点集中の逆風」だったということです。
FETが$0.20を3日連続で維持したことも気になっています。22日の急騰→23日・24日の一服→25日も+5%で維持。この流れは「本物のブレイク」に見えてきました。ただし観測室は「確認してから動く」スタンスです。CLARITY Act倫理条項交渉という次の材料が来週から動き出す。そこでの動きと合わせて判断します。
来週は本当に「動く週」になりそうです。焦らず、煽られず、でも目を離さずに観測を続けます。
来週の倫理条項交渉・PCEデフレーター・ウォーシュ発言はXで速報します。
フォローしてお待ちください。