2026年8月4日(火)、本日の観測ログです。
BTC $63,627(+1.37%)と小幅上昇で推移しています。昨日CLARITY Actについての正直な認識更新が必要になりました。Thune院内総務が「8月7日休会前の採決は時間的に難しい」と事実上認め、Polymarketは28%まで低下。今年の採決はほぼ9月以降に持ち越されることが濃厚になっています。代わりに今月のBTCを動かす2つの主要カタリストが明確になりました。8月12日のCPIデータと、8月下旬のウォーシュFRB議長によるジャクソンホール講演です。フューチャーズ市場では9月利上げ確率が60%まで上昇しており、これが今月最大のマクロリスクとして浮上しています。今日は「CLARITY Act持ち越し」という現実を整理し、8月の新しい観測テーマを設定します。
📊 まず全体の基準:ビットコイン(BTC)
BTCは$126,000のピークから半値以下に下落してきました。$65,500というレベルが水中の買い手による上値抵抗として機能しており、ここを突破できるかどうかが鍵です。8月は歴史的に中央値▼7%という最悪の月ですが、ウォーシュのジャクソンホール講演や8月12日のCPIデータが「ハト派サプライズ」を出せば、例外シナリオが生まれる可能性があります。
ポジティブな構造的シグナルとして、長期保有者(コインベース分析)が7月27日までの週に19,696BTCを蓄積した事実があります。これは6月の売り手から買い手への転換を示すオンチェーンデータです。表面の「CLARITY Act失望」と深層の「長期保有者蓄積継続」という構造は、今月も変わらずに継続しています。
- 9月利上げ実現→実質金利上昇→BTCへの売り圧力→$58,000〜$60,000再テストリスク
- 9月利上げ見送り→利下げ期待残存→BTCへの追い風
- 8月12日CPIが「利上げ不要」を示すデータなら→9月利上げ確率急低下→BTC急反発
- 8月12日CPIが「再インフレ」を示すなら→9月利上げ確率さらに上昇→BTC下押し
- ウォーシュのジャクソンホール講演が8月の最終的な方向付けを行う可能性が高い
📋 CLARITY Act:9月以降に持ち越し——何が変わり何が変わらないか
整理:
- 法案は死んでいない——カレンダーNo.423として登録済み・廃案ではなく持ち越し
- 次の窓口:9月中旬〜10月(ただし11月中間選挙前の短い会期)
- 中間選挙後は「レームダック」セッション——成立の現実的な見通しがさらに悪化
- 「2026年成立」の確率はPolymarket 28%。「2027年以降」が現実的なシナリオに
- SEC Regulation Crypto・CFTC共同ガイダンスという「次善の規制明確化」は継続
- 長期保有者が7/27週に19,696BTC蓄積——「深層の買い継続」という構造は変わらない
- T. Rowe Price・BlackRock等の大手機関がすでに暗号資産ETFをローンチ——機関化は止まらない
- CPI・PPI改善(7月データ)というマクロ改善の土台は継続
- TAO ETF SEC決定という「CLARITY Act独立の独自カタリスト」が今月中に来る
📰 本日の重要ニュース
Polymarketの成立確率は28%まで低下し、月初の高値から大幅に後退しました。法案は廃案ではなく持ち越し。9月中旬の会期再開後が次の窓口。ただし11月中間選挙を控えた短い会期という制約があり、2026年成立の道は年初の80%から大幅に狭まっています。
フューチャーズ市場が9月利上げ確率を60%まで織り込んでいる。原油$84台再上昇とウォーシュのタカ派スタンスが要因。8月12日のCPIデータとジャクソンホール講演が今月のBTC方向を決める2大カタリストとして浮上。
コインベースの分析によると、長期保有者(LTH)が7月27日までの週に19,696BTCを蓄積したことが確認されている。これは6月に売り手として機能していた同グループが7月に買い手へと転換したことを示すオンチェーンシグナルです。表面の弱さと深層の蓄積という構造が継続。
247 Wall Stの分析によると8月のBTCは$60,000〜$65,500のレンジが基本シナリオ。$66,000を突破できれば上昇シナリオに移行。8月の歴史的中央値は▼7%だが、マクロサプライズで例外が生まれる可能性があります。
🎯 観測室のアクション条件チェック(本日・更新版)
🔶 ②ETF流入再開:7月中盤の本格流入後・継続確認中
□ ③CLARITY Act 60票確証:Polymarket 28%・9月以降に持ち越し濃厚
🤖 主要AIコイン 3銘柄の現状
$0.20〜$0.22水準での推移が続いています。CLARITY Actの持ち越しが濃厚になったことで、FETの短期カタリストは「SEC Regulation Crypto」という代替規制明確化の進展に移行します。ASI:Chain・Agent Launchpadという開発継続というファンダメンタルは変わっておらず、長期の観測スタンスを維持します。
$1.85〜$2.00水準での推移が続いています。今月のRENDERは8月12日CPIがエネルギーコスト観点での追い風をもたらすかどうかと、BTC全体の方向性が主な変数です。Grayscale AIファンド22%組み入れという機関的評価は変わっていません。
$365〜$395水準を維持しています。GrayscaleのTAO ETF申請SEC決定が今月中に予定されており、CLARITY Act持ち越しの中でもTAOは独自のカタリストを持っています。承認の場合は$450〜$500方向への上昇、否認の場合は$300以下への下落という二方向の大きな動きに備えています。今月のTAOが最も注目すべき銘柄です。
🪞 正直な観測者より(2026年8月4日)
CLARITY Actの9月持ち越しが濃厚になりました。正直に言えば残念です。7月は「ルミスが今週採決」「トランプが倫理条項に合意」という言葉に何度か期待しました。そのたびに「でもPolymarketは低い」と自分に言い聞かせてきた。結果は今のところ市場の方が正しかった。
でも、今月は新しい材料が揃っています。8月12日のCPI——原油$84台への再上昇でどうなるか。9月利上げ確率60%——これが本当なら厳しいが、CPIがソフトなら一気に反転します。そしてTAO ETF SEC決定——今月中に答えが出る独自カタリストです。
毎日観測を続けることが今できる最善のことです。8月も同じスタンスで、正直に報告します。
8/12 CPI・TAO ETF SEC決定・ジャクソンホール講演——速報はXで先出しします。
今月も目を離しません。
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