2026年6月28日(日)、6月最終日の観測ログです。
昨日$58,000台まで沈んでいたBTCが、本日は$60,001〜$60,322(+1.45〜+1.53%)と$60,000台を回復して週末を迎えています。今日は6月の月足終値が確定する日です。月初$73,674→月間最安値$58,115→月末$60,000台という6月の軌跡が記録されます。月間下落率は約▼18%。激しい一か月でした。ただし正直に言えば、$60,000という水準で月を締めることができたこと自体、最悪のシナリオではありません。来月に向けての観測テーマを整理します。
📊 まず全体の基準:ビットコイン(BTC)
6月26日に$58,189(2024年9月以来の最安値)まで下落した後、$60,000台に反発して6月最終日を迎えています。月足チャートで見ると、6月は$73,674スタート・$58,115最安値・$60,000台終値という形となり、月間▼約18%という大幅下落月になりました。
注目すべきはBTCショートポジションの動きです。CoinDeskの分析によると、OI(オープンインタレスト)が2日連続で増加しており、「下落を見込んで新たなショートが積み上がっている」状況です。これは短期的には下押し圧力ですが、逆に「ショートスクイーズ(踏み上げ)」の燃料にもなり得ます。$62,000〜$65,000を奪回する材料が出れば、ショートの強制決済が上昇を加速させるシナリオがあります。
- 月初値:$73,674(6月1日)
- 月間最高値:$74,092
- 月間最安値:$58,115(6月26日)
- 月末終値:$60,000台(本日確定予定)
- 月間騰落率:▼約18%
- 50ヶ月EMA:$65,631——これを月足終値で下回ったまま終了
- 100ヶ月EMA:$40,322——長期構造はまだ維持
📅 7月の観測テーマを整理する
- ①7月CPI(8月中旬発表):原油が$69〜$72台で推移した場合、エネルギー寄与が押し下げ方向に働く可能性。5月PCEコア3.3%・6月3.4%という悪化トレンドが反転するかの最初のデータ。反転→利下げ期待復活→BTC追い風
- ②TAO ETF申請SEC決定(8月):Grayscale申請から残り約5週間でSEC決定の時期に差し掛かる。7月中旬から機関的な期待が蓄積し始める可能性。
- ③CLARITY Act秋成立シナリオの具体化:9〜11月の本会議を前に7〜8月に交渉の詰めが行われる見通し。採決スケジュール発表の48時間前から市場が動くパターンに引き続き注意。
📰 週末の重要ニュース
昨日のmNAV一時1倍割れという象徴的な出来事に対し、Strategy幹部が「BTC保有は強制売却から守られている」と公式に回答。借入の担保条件やコベナンツ(財務制限条項)の観点からも、強制売却リスクは低いと主張。BTCが下落してもStrategyが「売らない」スタンスを維持している限り、大口の強制供給増加というリスクは抑制される。
CoinDeskが報じたように、BTC先物OIが2日連続で増加しており、ショートポジションが積み上がっている。短期的には下押し圧力だが、逆にBTCが$62,000〜$65,000を奪回する材料が出れば、ショートスクイーズ(踏み上げ)が上昇を加速させる可能性がある。6月の底入れ後の最初の反発局面で、この構造が機能するかを来週観測する。
NewsBTCが引用したSantimentの分析によると、SNS上のベアリッシュ(弱気)な言語がピークに達している。「歴史的にこのような言語ピークは市場の底と一致してきた」という逆張り指標。Fear&Greed 13(Extreme Fear)という水準との一致も、底圏を示唆する一つの根拠となる。ただしサンプル数は限られており、確定的なシグナルとは見ていない。
来週のレンジ予測$61,485〜$69,442は、$60,000台の現在水準から+2〜+15%の範囲。$91,742という1ヶ月後予測は、CLARITY Act成立・ETF流入本格再開・マクロ改善という複合材料が揃った場合の参考値として記録しておく。
🎯 観測室のアクション条件チェック(本日時点)
□ ②ETF流入再開:6/25に▼$692M・継続流出中
□ ③CLARITY Act 60票確証:秋本命・変化なし
🤖 主要AIコイン 3銘柄の現状
BTC回復に連動して週末小幅反発。$0.17〜$0.18水準でのもみ合いが続いています。FET固有のカタリスト(CLARITY Act・ASI:Chainローンチ)に変化はありません。7月以降のBTC回復局面で最も反応しやすい銘柄のひとつとして引き続き観測します。
週末の小幅回復でBTCに連動。$1.55〜$1.65水準で推移しています。Grayscale AIファンドへの22%組み入れ・原油安によるエネルギーコスト低下という構造的優位は変わっていません。
$200という心理的節目を週末も維持しています。GrayscaleのTAO ETF申請SEC決定まで残り約5週間という長期材料は変わっていません。7月中旬から「ETF期待の先行買い」が蓄積し始める可能性があります。
🪞 正直な観測者より(2026年6月28日)
6月が終わります。月初$73,674・月末$60,000台——▼18%という数字です。正直、厳しい月でした。
ただ、振り返ると6月は「悪材料がすべて重なった月」でした。FOMCのタカ派ショック・コアPCE3.4%・ETF過去最大規模の流出・テック株全面安・StrategymNAV1倍割れ。これだけの悪材料が同時に来て、それでも$58,000台で下げ止まり$60,000台に戻った。それをどう見るかは人それぞれですが、観測室としては「構造は壊れていない」という見方を変えていません。
7月は変化の月になる可能性があります。TAO ETF決定まで5週間・CLARITY Act秋に向けた交渉の詰め・原油安の7月CPI反映。来月も同じスタンスで、正直に観測を続けます。
来週月曜のBTC動向・7月の観測テーマはXで先出しします。
フォローしてお待ちください。
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