2026年6月29日(月)、7月相場初日の観測ログです。
6月の嵐を越えて、本日から7月の相場が始まりました。BTCは$59,558〜$60,356と$60,000を挟んだ攻防が続いています。今日から新しい月が始まるという区切りは、相場の実態とは関係ありませんが、機関投資家のポートフォリオ再編が月初に行われることは多く、「月初フロー」として観測する意味があります。本日の最大の新情報はカトリック教会指導者約100名がCLARITY Act反対書簡を上院に送付したという報道です。人身売買に関する安全条項の削除に反対するもので、CLARITY Act成立の60票確保に新たな不確実性が加わりました。
📊 まず全体の基準:ビットコイン(BTC)
6月最終日の$60,000台維持から、そのまま7月初日に入りました。$60,000という水準を維持できるかどうかが今週最初の確認ポイントです。RSI 31.82は中立域下限——かつての極端な売られすぎ(6月7日のRSI 16)からは大きく改善していますが、まだ買い方向への転換とは言えない水準です。
月初という観点では、機関投資家の月次ポートフォリオ再編が発生しやすい時期です。6月に大規模流出が続いたETFが、7月初に「買い戻し」に転じるかどうかが今週前半の最重要確認事項です。CoinCodexは今週のレンジを$60,713〜$68,451と予測しており、上方向への期待も残っています。
- 難易度低下→マイナーの採掘コストが下がる→売り圧力(マイナーの強制売却)が減少
- 6月のハッシュレート▼12%の背景:一部のマイナーがBTC採掘からAIワークロードへ転換
- 歴史的に難易度の大幅低下は底入れ局面と重なることが多い(採算割れのマイナーが撤退=売り手が減る)
- ただしこれ単独では上昇シグナルではなく「売り圧力の減少」という程度
📋 CLARITY Act:カトリック教会が反対書簡——60票確保に新たな不確実性
観測室として整理すると:
- 反対の主体:宗教的・道徳的権威として政治的影響力を持つカトリック指導者層
- 反対の理由:仮想通貨の規制内容ではなく「倫理条項の欠如」
- →これは民主党が主張してきた「倫理条項の強化」という要求と方向性が重なる
- →超党派での60票確保をさらに難しくする新たな圧力
- ただし法案そのものへの賛否ではなく「修正要求」という性格が強い
📰 本日の重要ニュース
米国カトリック司教・教会指導者約100名が上院に書簡を送付し、CLARITY Actの人身売買関連の安全条項削除に反対した。宗教的指導者の公式反対は、民主党内の懸念と方向性が重なり、60票確保の難易度を上げる可能性がある。ただし「修正を求める」性格が強く、法案そのものへの壊滅的な反対とは異なる。
今週のレンジ予測は$60,713〜$68,451。7月3日(木)に$65,135到達という予測は、現在の$60,000台から+8.5%の上昇を示唆する。ETF流入の再開と$62,358(200週MA)の奪回が連動すれば、このシナリオが現実味を帯びてくる。
6月14日のマイニング難易度▼10.09%により採算改善が進んでいる。ハッシュレートの▼12%はAIワークロードへの転換が一因。難易度低下は採算割れマイナーの撤退→残ったマイナーの採算改善→強制売却圧力の減少というサイクルにつながる。歴史的に底入れ局面と重なる指標として記録しておく。
Fear&Greed指数18・RSI 31.82は、今月安値$59,100(6月7日)時点のRSI 16に近い水準。6月7日直後にBTCは$66,700まで反発した。歴史的な反転の前にこれほどの恐怖が出現するパターンは繰り返されてきた。ただし「底だ」と断定する根拠にはならない。確認してから動く。
🎯 観測室のアクション条件チェック(本日時点)
□ ②ETF流入再開:6月累計で大規模流出・7月初の動向を確認中
□ ③CLARITY Act 60票確証:カトリック書簡で新たな不確実性・秋本命継続
🤖 主要AIコイン 3銘柄の現状
$0.17〜$0.18水準で横ばいが続いています。本日のカトリック書簡というCLARITY Act新情報はFETにとって短期的にはネガティブな要素ですが、「修正を求める」性格が強く、法案の廃案を求めるものではありません。CLARITY Act秋成立という長期カタリストの方向性は変わっていません。
$1.55〜$1.65水準で横ばい継続。7月の原油価格動向がエネルギーコスト観点でRENDERのファンダメンタルに影響します。原油が$69〜$72台を維持すれば、7月CPI改善シナリオの一翼を担います。
$200サポートを維持しています。GrayscaleのTAO ETF申請SEC決定まで残り約5週間。7月中旬から「ETF期待の先行買い」が蓄積し始めるタイミングに差し掛かります。BTC回復を確認しながら、TAOの動きを来週中旬から特に注目します。
🪞 正直な観測者より(2026年6月29日)
7月が始まりました。「月が変わった」というのは相場に直接関係ないことはわかっています。でも、少し気持ちが切り替わる感覚はあります。
カトリック教会のCLARITY Act反対書簡というニュースは正直意外でした。暗号資産の規制法案に宗教指導者が声を上げるという構図は、「規制をめぐる議論が社会の広い層に広がっている」ことを示しています。60票確保がまた少し遠くなったかもしれない。それでも「秋成立」という見方を変えるほどではないと観ています。
今週前半のETFフローが7月の方向性を決めると思っています。6月の大流出が月初に一服するのか、それとも続くのか。それだけを静かに確認します。今月も同じスタンスで、観測を続けます。
今週前半のETFフロー速報・CLARITY Act続報はXで先出しします。
フォローしてお待ちください。
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