2026年7月18日(土)、週末の観測ログです。
今週を振り返ります。BTC $65,256という今月高値を記録し、アクション条件①を達成した一方で、週を$62,941〜$63,000台で締めるという「上昇→一服」の週でした。そして今週最大の変化はCLARITY Actです。合併テキストが倫理条項を完全に省いた形で公開された結果、民主党のMurphy・Van Hollen・Merkley上院議員が正式に反対を表明。Polymarketの成立確率は31%(先週48%から急低下)まで落ちました。「7月20日週の採決目標」というルミス議員のコミットメントは維持されていますが、現在の民主党票は2票のみで、60票には少なくとも7票不足という厳しい状況です。今週を正直に整理して、来週に備えます。
📊 まず全体の基準:ビットコイン(BTC)
今週のBTCを整理します。7/15に$65,256(アクション条件①達成)→7/17に$62,941と週を終えました。週間では+約1%程度のプラスで、「一歩前進・一歩後退」という形です。
重要なテクニカル変化として、200日MAが7月14日から上昇に転換しました。6月17日(FOMC当日)から1ヶ月続いた200日MAの下落トレンドがついに反転——これは「長期的な追い風の方向変化」として記録します。CLARITY Actの成立不確実性が高まっている中でも、このテクニカル改善は構造的なポジティブとして残ります。
- 6月17日(FOMC当日)から1ヶ月続いた200日MAの下落がついに反転
- 200日MAが上昇に転じる→長期トレンドが「弱気から中立〜強気」に転換しつつある
- 7/15に200日MA($65,192)を突破したことで、MAそのものが上向きになった
- CLARITY Act不確実性という逆風の中でも、この改善は「マクロ起因の回復」という構造的な変化を示している
📋 CLARITY Act:Polymarket 31%——倫理条項インパス(行き詰まり)を正直に整理する
- 正式反対を表明した民主党上院議員:Murphy・Van Hollen・Merkley(今週新たに確認)
- 現在の確認済み民主党票:Gallego・Alsobrooks の2票のみ
- 共和党53席−ホーリー・ポール(反対確実)=51票+民主党2票=53票——60票に7票不足
- Polymarket成立確率:31%(先週48%→今週31%に急低下)
- Jefferies:成立確率48%を引き続き示すも「交渉継続が必要」と指摘
- ルミス議員:「7月20日週に採決」目標は維持——ただし数字が届かない
- ①倫理条項:ギリブランド議員「政府高官のクリプト保有への開示義務」。ファン・ホーレン修正案は銀行委11対13で否決。ホワイトハウスは拒否。→最大の壁
- ②Section 604(開発者免除):全国地区検察官協会が反対。Warner・Cortez Masto両議員が法執行機関のサインオフを条件に。→2番目の壁
- ③ステーブルコイン利回り:米国銀行協会が「GENIUSActの禁止事項の抜け穴になる」と主張。→3番目の壁
📰 今週(7/13〜7/18)の振り返り
今週最大のポジティブ。6月CPIが予想3.8%を大幅下回り3.5%(月次▼0.4%・6年ぶり最大低下)、PPIも月次▼0.3%(予想比ソフト)という二連打がBTCを押し上げた。ウォーシュ「AIディスインフレ」言及もプラスに作用。アクション条件①を達成したが週末$63,000台に一服。
今週最大のネガティブ。公開された合併テキストが倫理条項を省いたことで民主党の支持が一気に崩れた。「7月20日週採決」目標は維持されているが民主党票が2票のみという状況は変わっていない。
CLARITY Act不確実性の中でも大手機関の参入は止まらない。BTC・ETH・SOL・XRP等17銘柄を対象としたアクティブ運用ETFの登場は、暗号資産が「管理可能な資産クラス」として定着しつつあることを示す。
6月小売売上高の弱さは「消費者が引き締まっている」ことを示す。これはFOMCの利上げ必要性をさらに下げる方向——7/29 FOMC利上げ確率13%という低水準が維持された。BTCにとって「7/29まで利上げリスクが低い」という環境は引き続き有効。
🎯 観測室のアクション条件チェック(本日時点)
🔶 ②ETF流入再開:今週の週次データ来週月曜確認。CPI・PPI後の転換継続の可能性
□ ③CLARITY Act 60票確証:Polymarket 31%・倫理条項インパス・来週が実質最終週
🤖 主要AIコイン 3銘柄の現状
CLARITY Act状況の悪化に伴い$0.24〜$0.27水準に押し戻されています。来週の倫理条項交渉が正念場です。「合意→採決→$0.30〜$0.35急騰」か「不成立確定→$0.20以下への失望売り」という二方向への大きな動きが来週に想定されます。採決スケジュール発表の48時間前からXで速報します。
$2.00台を維持しています。RENDERはFETほどCLARITY Actに直接的なカタリスト依存度が高くなく、Grayscale AIファンド22%組み入れ・GPU需要という独自評価が支えています。200日MAの上昇転換というテクニカル改善が来週の底固めを支援する可能性があります。
$320〜$340水準を維持しています。GrayscaleのTAO ETF申請SEC決定まで残り約3週間——CLARITY Act不確実性の中でも、ETF期待という独自のカタリストが価格を支えています。BTC全体の下押しがあっても、TAOの相対的な強さが来週も続くかどうかを観測します。
🪞 正直な観測者より(2026年7月18日)
今週はCLARITY Actについて正直に言えば「期待が裏切られた週」でした。合併テキストが倫理条項を省いた——これは「ホワイトハウスがNOと言ったから省いた」という話です。つまりトランプ大統領側と民主党の間の合意が「ない」のではなく「壊れた」可能性がある。Nic Puckrinの指摘通りだとすれば、「トランプに提示されたプランが民主党と合意していたものと異なる」という状況は深刻です。
ただし来週に奇跡的な合意が成立する可能性はまだゼロではありません。Polymarket 31%は「成立しない確率69%」でもありますが「成立確率31%」でもある。採決スケジュール発表の48時間前から市場が動くパターンが今も有効です。来週、何かが変われば即速報します。
一方でCPIとPPIが改善し、200日MAが上昇に転換したという事実は変わりません。CLARITY Actとは別に、マクロ改善という土台が固まりつつあります。来週は7/29 FOMCまで残り11日——この期間のBTC底固めが来月の準備になります。週末をゆっくり過ごして、月曜から集中して観測を続けます。
CLARITY Act採決スケジュール発表→48時間前にXで即速報。
来週7/20以降の動向を最優先でお伝えします。
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