2026年5月18日(月)、本日の観測ログです。
週明け月曜日、BTCは$76,800台まで下落して週をスタートしました。週末の5億ドルロスカット連鎖に続き、クジラ(大口投資家)の利食い売りと利上げ懸念が重なり、$77,000のサポートを割り込む展開となっています。一方で今週は5月21日のメモリアルデー休会前のCLARITY Act本会議交渉という大きな山場も控えており、下げるだけではない週になりそうです。
📊 まず全体の基準:ビットコイン(BTC)
週末からの下落が続き、BTCは$76,800台まで下落して週をスタートしました。5億2,700万ドルのロングポジション強制決済に加え、クジラ(大口保有者)の利食い売りが重なったことが主因です。長期保有者(155日以上非移動のBTC:1,484万枚)は依然として保有を続けており、一定の底堅さを示しています。
テクニカル面では短期RSIが35台と売られすぎ水準に近く、反発が起きやすいゾーンではあります。ただしMACDはマイナス圏、週足の50日MAが上値として機能しており、トレンドが転換したとは言えない状態です。
今回は「BTC $82,000で買っていたクジラが$77,000になる前に利益確定」という動きが観測されています。個人投資家がニュースで「下落!」と騒いでいるときに、クジラはすでに売り終わっていることも多いです。こういう局面で焦って動くと後悔しやすいので、一呼吸おくことが大切です。
📰 今週の重要ニュース
上院銀行委員会を通過したCLARITY Actは、今週5月21日(水)のメモリアルデー休会前が本会議採決へ向けた事実上の最終期限です。Galaxy Researchのアレックス・ソーン氏は「10月の中間選挙前休会まで残り18週。毎週の遅延が2026年成立を構造的に難しくする」と指摘。上院の議場時間は、イランの軍事権限審議・DHS予算未解決・大統領指名案件で埋まっており、CLARITY Actが本会議のスケジュールに入れるかどうかが最大の注目点です。
本会議60票のカギを握る民主党との交渉で、最大の焦点はトランプ大統領ファミリーの仮想通貨利益に関する利益相反条項です。ウォーレン上院議員ら強硬派は「倫理条項なしでは絶対に賛成しない」と主張。一方、ギリブランド・ギャレゴ両議員ら穏健派民主党議員が仲介役となっており、今週の水面下の交渉次第で60票の目処が立つかどうかが決まります。Polymarketの2026年成立確率は73%を維持しています。
米10年債利回りが4.54%の高水準を維持し、12月FOMCでの利上げ確率は市場コンセンサスで40〜60%という幅広い見方が続いています。原油が1バレル100ドルを超えて推移しており、エネルギーインフレが金融政策の足かせになっています。ウォーシュ新FRB議長の初の公式発言が今週中に出るかどうかも注目点です。
155日以上動いていないBTCが1,484万枚(全流通量の約75%)に達しており、市場に出回る「売れるBTC」が構造的に少ない状態が続いています。短期的な下落があっても、長期保有者の売り圧力が限定的である限り、大崩れしにくいという見方もあります。
🤖 主要AIコイン 3銘柄の現状
$0.19という「長期上昇バイアスが有効かどうかの境界線」が今まさに試されています。CoinMarketCapの直近データでは$0.1937と、この水準ぎりぎりでの推移が続いています。5月9日に奪還した200日MA($0.2261)はすでに下回っており、$0.19を日足で割り込むと$0.14〜$0.16ゾーンへの下落リスクが浮上します。
一方で、FETが$0.19以上を保っている間は「ATHから97%下落した深値圏での長期ホールド」という観点では依然として割安水準とする見方もあります。長期と短期で景色がまったく違う銘柄です。
BTC全体が下落する中でRENDERは前日比+0.84%と底堅さを見せています。3月末から続く上昇トレンドラインをギリギリ維持しており、クジラの買い増し(ウォレットの継続的な蓄積)が観測されていることが下支えになっています。RNP-023ガバナンス投票によるSaladの6万GPU統合という実需材料も引き続き有効です。
$240のサポートを割り込み$220〜$230での推移となっています。ただし$200の心理的節目は依然として保っており、長期保有者の底堅さが確認できます。GrayscaleとBitwiseのTAO ETF申請(8月SEC決定予定)という長期材料は変わらず、短期の乱高下とは切り離して観測を続けます。
- FET:$0.19という長期サポートの瀬戸際・日足終値が重要
- RENDER:BTC比で底堅い・クジラの買い蓄積が観測される
- TAO:$200の心理的節目を維持できるか・ETF申請は長期材料
- 共通:CLARITY Act本会議60票という次の大きな材料待ちの状況は変わらず
🔭 今週(5月18〜21日)の観測ポイント
- 🏛 CLARITY Act:5月21日休会前の本会議スケジュール入りの有無・倫理条項交渉の決着
- 💵 BTC:$75,000サポートを守れるかどうか・CLARITY Act材料での$80,000回復シナリオ
- 🏦 ウォーシュ新FRB議長:初の公式発言・利下げ or タカ派のトーン確認
- 🤖 FET:$0.19の長期サポート維持確認(本日の日足終値)
- 📊 マクロ:米国債利回りの動向・原油価格の落ち着きがあるかどうか
🪞 正直な観測者より(2026年5月18日)
週明けから$76,800台という、なかなかしんどい数字で始まりました。Vol.22で「通過すれば$90,000」と書いてから、実際には$76,000台という現実。この落差を正直に受け止めています。
ただ、冷静に構造を整理すると「インフレが続いている限りFRBは動けない」「金利が高い限りリスク資産は重い」というシンプルな話であって、CLARITY Actの前進という長期的な材料の価値は変わっていません。「規制が整備された市場に機関投資家が入ってくる」という流れは、インフレが落ち着いたときに一気に動くシナリオとして生きています。
インデックス積立は今週も予定通り実行します。AIコイン枠は$75,000サポートの確認とCLARITY Act本会議の動向を見てから判断します。今週は動かず、観測に徹します。
CLARITY Act本会議の動向・BTCの$75,000攻防はXで速報します。
フォローしてお待ちください。
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